夢工房(メカトロニクス・クラブ)
最終更新日2000/7/26

試作品の製作

試作品β版のレポートをします。担当: 工作職人

設計図(画像をクリックすれば原寸大がご覧になれます)の画像データが大きいので、読み込みに時間がかかりますが、ご容赦ください。

モーターの直径より40〜50mmくらい余裕をもたせて9mmベニア板で送風箱(部品DEF)を作ります。板と板が重なり合う部分はシリコンボンドで仮止め兼隙間埋めをし、一日くらいい乾燥させてからφ3.5×30タッピングビスで1辺あたり2〜3打ち込み固定します。

モーターと送風箱上蓋(部品F)はシリコンボンドで固定、隙間埋めをする。

コードを通す穴を送風箱側面(部品DかEのいずれか)にコードがぎりぎり通るくらいの穴をあけ、結び目を作ってから穴に通しそして板を挟むように外側にも結び目を作りコードを通した穴をシリコンボンドで隙間埋めをします。

上板(部品@)に先ほど製作した送風箱を上板の中心(くりぬいた円の中心)とモーターの回転軸が一致するようにシリコンボンドで仮止め、隙間埋めをしφ3.5×30タッピングビスで送風箱の1辺あたり2〜3本打ち込んでしっかり固定します。

下板(部品B)よりも25mm内側にくるように足(部品G)をφ4×20タッピングビスで1個つき4本ずつ上板(部品@)の上から打ち込み取り付けます。

上板(部品@)と下板(部品B)の中心が一致するようにφ4×20タッピングビスで足(部品G)1個につき4本ずつ刺さるように下板(部品B)の上から打ち込み取り付けます。

チューブを切る前に一度軽く膨らませて(ゴムボートより少し硬いくらい)それを粉などの上に置いて地面と接触する部分を探し、粉が付いた部分の中心をを油性ペンでなぞります。

チューブの空気を抜いて上部スカート押え(部品A)の内径220mmよりだいたい20〜25mm小さくなるようにチューブの内側の空気の注入口寄りのほうを切ります。(空気の注入口が残らないようにするため。)

次に反対側から下部スカート押え(部品C)の内径170mmよりだいたい10mmくらい小さくなるように切り取ります。

先ほどチューブに付けた印の線より20mmくらい内側にφ5mmの穴を45mmくらいの間隔でをパンチなどで開けていきます。さらにそのあけた穴よりさらに25mmくらい内側に互い違いになるように二段目の穴を開けます。

穴を開けた後上部スカート押え(部品A)と下部スカート押え(部品C)をゴム系ボンドで仮止めをする。※注意、上部スカート押え(部品A)はスカートの内側、下部スカート押え(部品C)はスカートの外側に取り付けるので取り付ける面に注意してください。また接着部がシワにならないように気をつけてください。

上部スカート押え(部品A)と上板(部品@)の中心が一致する位置にφ4×20タッピングビスでビス止めします。 次に下部スカート押え(部品C)と下板(部品B)を外周が一致する位置に取り付けます。※写真は仮止めが甘かったためスカートと下部スカート押え(部品C)が外れてしまった場面です。

完成です。


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