夢工房(メカトロニクス・クラブ)
最終更新日2000/7/8

ニップルの製作

ニップルの制作方法を紹介します。必要な機材はボール盤と2〜6mmくらいまでのドリルの刃です。ボール盤といっても卓上のものでよく、ホームセンターなどで1万円程度で売られているもので十分です(写真参照)。机の上が汚いのは「工作の宿命」とでも言い訳しておきます(マジでキレイにしてほしいな>工作班)。

ニップルを作るために加工するボルトは12mm程度のものがおすすめです(写真参照)。あまり太いとペットボトルの口から入らなくなります(ただでさえ、12mmのレンチが入らないのでニップルを固定するのには一苦労です)。

ボール盤はバイスに素材を固定して、回転軸にドリルの刃をつける・・・という使い方が一般的(というか、それ以外は普通しない)ですが、ニップルを作るにはこの逆をやります。つまり、バイスにドリルの刃を固定して、回転軸に素材をつけます。最終的に6〜7mmの穴を貫通させることなりますが、2mm程度から徐々に太いドリルの刃に交換しながら作業を進めていきましょう。

 

あとはひたすら削るのみですが、切削油を使い、熱を冷ましながら、ゆっくりと作業を進めていきましょう。工作職人いわく「切削油が蒸発するくらいまでは大丈夫」らしいです。個人的には「熱くてちょっと触っていられないな」という程度で一度冷まします。

下の写真はモーターが加熱したので、負荷がかからないように回転数を下げているところです。


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