夢工房 〜Atelier of dream〜
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雲を作ろう
実験道具
・炭酸用のペットボトル
・自転車用の空気入れ
・水
・線香などの煙の出るもの
実験の説明
最初に空のペットボトルの中にフタを閉め、
空気入れでペットボトルの中に空気を入れていきペットボトルが暖かくなる
のを確認します、つぎにフタを開くと冷めることを確認します。
最後にペットボトルの中に少量の水と線香などの煙を入れてフタを閉め、
空気入れでペットボトルの中に空気を入れていき、
ペットボトルがパンパンになるまで入れます。そしてフタを開くと雲が出来ます。
原理
・ペットボトルが暖かくなったり冷えたりする理由
ペットボトルの中に空気入れで空気を入れることにより
ペットボトル内の空気はいったん圧縮『〔あっしゅく〕(小さくなること)』
されます、そしてペットボトルのフタを開けることによって空気が膨張
『〔ぼうちょう〕(大きくなること)』します。
空気は膨張〔ぼうちょう〕する場合、空気は熱を伝えにくく、
周りとの熱のやり取りが出来ないので膨張〔ぼうちょう〕に必要なエネルギーは、
自分で用意しなければなりません、
ですから空気自身の熱エネルギーを使うために温度は下がります。
逆に圧縮〔あっしゅく〕する場合は温度があがります。
・雲が出来る理由
ある温度の空気に含むことの出来る水蒸気の量は決まっていて、
温度が高いほど量が多くなり、低いほど少なくなります。
この量(飽和〔ほうわ〕水蒸気量)を超えると水蒸気は水滴となって出てきます。
今回の実験ではペットボトル内の空気を圧縮〔あっしゅく〕し温度を上げる際に
ペットボトル内の空気はいったん大量の水蒸気を含みます。
ところがペットボトルのフタを開けることによって空気が膨張
『〔ぼうちょう〕(大きくなること)』、し内部の温度が下がります。
そして空気に含まれている目に見えない水蒸気が存在〔そんざい〕
出来なくなり目に見える水滴〔すいてき〕、つまり雲になって出来るのです。
また煙を入れる理由は煙の粒〔つぶ〕を中心に水滴〔すいてき〕が出来やすくなるからです。
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